fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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自分たちの土地  ウクライナNow

◯キーウの夏

ニューヨークの娘のもとに避難している夫婦が、アメリカの畑を見て、キーウに戻ろうと決めました。自分の畑が懐かしくなったのです。娘たちの反対を押し切って戻ります。

外出自粛のキーウの街。2人とも、軍の関係での何らかの仕事を探そうとします。他に仕事がないからです。

「もし私たちが今ロシア人を追い出さないと全部お前たちの肩にかかることになる。私たちの子供たちや孫たちがやらなければならなくなる。だから今私たちがやらないといけないんだ。」

「いつかお前の孫子供を連れてくると良い。孫はこの家で走り回って遊ぶだろう。そのために私たちの土地を守る必要があるんだ。」

「ここは私たちの土地なのよ。私たちはここで幸せに暮らしていくわ。全てがすぐに終わるわ。」

女性も軍への参加を求められるようになるそうです。若者は、公園などで徴兵のカードを渡されると、出頭して兵役につくかどうかを答えなければいけないそうです。

NHKスペシャル キーウの夏、戦争の中の平和」9/14

 

◯日本の夏、戦後77年め

私たちは、土地について、これほど、あたりまえの感覚をもっているのでしょうか。

特に東京に出てきて、政財界に入った人は、その辺がやや気薄なのかもしれません。

行わなくてはいけなかったことを、私たちは戦後ずっと見過ごしてきました。

アメリカに甘えた代わりに、国としての後世に禍根を残すものの処理、

その責任をきちんと果たさないできたわけです。

今思うと、高度経済成長して、昭和の終わる頃、世界に影響力を持ったところが最大のチャンスだったのです。ところが、そこで,こうした外交問題を解決しえなかったのです。

国連憲章敵国条項#から、日米安保条約、領土問題、拉致問題、、、、。

今、自分たちがやらなければ、子供たちや孫たちがやらなければならなくなる、だから今やっておくという決意,実行力が足らなかったのです。

77年も引き延ばし、まだ目処がつかないどころか、より遠ざかっているとは。

 

これから,安くなった日本の土地や建物は,外資に買い叩かれていくでしょう。

そこまでに日本人の失ったものをよく考える最後の機会ではないでしょうか。

 

 

 

 

敵国条項,国連・安保理改革

自民党の外交部会(部会長・佐藤正久参院議員)と外交調査会(会長・衛藤征士郎衆院議員)は、機能不全に陥る国連・安保理の改革に向けて、政府に以下の内容の提言を行いました。

(1) 国連・安保理改革に向け、長年活動してきたわが国が先頭に立って国際社会に道筋を示すこと

(2) 国連総会の緊急特別会合で採択された2つの決議による国際社会の意思を実現するため、関係国と連携し、わが国が最大限の外交努力を行うこと

(3) 安保理改革に向けてG4で連携し、建設的かつ積極的な外交努力を継続すること

(4) 拒否権行使の抑制について、早急な対応を取ること

(5) 国連憲章から「旧敵国条項」の削除を早期に実現するために適切な外交努力を継続すること

(自民党ホームページ2022/4/22)