fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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事件の背景

昨日、JR旭川駅構内のみどりの窓口付近の通路でベトナム国籍の35歳の男性が、男に刺され死亡する事件がありました。

 

殺人のなかで、拡大自殺といわれる無差別殺人があります。死にたいと思うことがあっても、人を巻き込みたいと思うのは、また別のことと思うのです。

これは、個人だけの問題でなく、追い詰められた権力者などの、なす暴挙であったりもします。政治はパワーゲームであって、一歩踏み出すと、引き下がれなくなって、大きな惨事になっていくわけです。

プーチンの暴挙、どうなるのでしょうか。

 

 

◯拡大自殺 犯人は男

最近の主な事件をみていきますと

3年前、2019年7月18日、京都アニメーションを襲撃放火で、36人が死亡、33人が重軽傷。犯人43歳男。

この半年でも、

21年8月6日、小田急線刺傷事件 祖師ケ谷大蔵駅近く、上り線車内、刃物を振り回し、男女10人が負傷。36歳男。

10月31日、京王線内殺傷事件、調布市、刺された70代男性1人が一時重体、けがをした男女16人。24歳男。

12月17日、大阪北新地クリニック放火殺人事件、死者は犯人含む26人。61歳元患者

1月8日、代々木焼肉店、店主監禁事件、28歳男

1月15日、大学入学共通テスト初日東大前の路上で刃物で切りつける 17歳男

1月27日、埼玉県ふじみ野市、散弾銃で在宅クリニック勤務医師ほか25人が死亡。61歳男。

 

復活

 旧約聖書のソドムとゴモラは、神の手で焼き払われます。手塚治虫の「火の国」では、核戦争で生き残りの人間が地下に潜って、再度、戦争をします。その結果、1人の少年しか生き残りません。そこから、また何億年かが経ち、プランクトンが生まれ、人間の姿にまでなるのです。

 

〇疎外とすり替え

現代社会の問題の1つは、疎外です。

人間は、ルーツから切り離されると、いろんな破壊、暴力、精神障害が起きかねません。

自分の想像がはるかに及ばない事件が起きたときに、問題が本質的な方、根本にある構造に向かわないように、個々人の問題へすり替えてしまわれることは、よくあることです。

ときに、個人攻撃やプライバシーの暴露につながっていきます。被害を受けた人の、ちょっとした不注意やその人の人柄、性格などが、そのきっかけになりやすいのです。

 

〇過去からの学び

過去や根源を思い出させるのが、存在している意義です。

振り返ることによって、未来が見えるようにもなるのです。

歴史を忘れると過ちを繰り返すというのが、常識です。

 

〇間違って覚えることと許すこと

過去や歴史から学ぶことは大切ですが、それを根拠に憎しみや恨みを晴らそうとするとキリがありません。

相手が間違っていると思うのであれば、こちらにも間違いがあると思うことです。それがどんなに不本意でも自覚することからです。

どちらかが相手を許し、それに他方が応じたら、憎しみの連鎖は止まるのです。お互いの被害も抑えられ、さらなる憎しみの原因を増やさずに済みます。

でも、多くの場合は、敵視してしまいます。あるいは、味方の誰かの利害や欲によって、敵視を続けることを選ばされることが多いのです。

 

許すというのは、とても難しいことですが、愛するということです。

私たちができないこと、立派だ、尊敬できると思うことは、およそ、こういうことです。だからといって、できないわけではなく、誰かと関わるときにいつも試されているのです。

 

〇対立と解消

「相手を変えたい、相手をこうしたい」と思うと、大変難しいものです。

自分を変えるのは自分次第です。でも自分を変えるのも難しいから、変えられる人は立派なのです。どう変えればいいかということが問われるからです。ただなんでも変わればよいということではありません。

 

相手に合わせてばかりいると、相手は合わせてもらっていることに気づかずに、傲慢に独りよがりになりやすいのです。ですから、対立したり喧嘩したりすることも、ときに必要と思うのです。

そのとき、その場でみえないことが、あとで別の視点からみると全く違っていたということもたくさんあります。

ですから、日頃からいろんな立場からのモノの見方や考え方を学んでいくことが必要なのです。