〇ギブアンドテイク
ギブアンドテイクとは、ある意味では、損得勘定です。
ですから、ビジネスで使われる分には、差し支えないと思います。
等価交換、対等な価値交換が、原則だからです。
利益もしくは、欲の平等化と言うことです。
しかし、それを取り払ったところの人間関係こそが大切なのです。
欲を追求していくと、その思考から抜けられなくなります。
そういう中だけで、生きていくと、仕事がなくなったときに、
生きがいも友達もいないとなりかねません。
今までは、それでも時間とお金があって、
それをうまく使えないくらいの不幸でした。
余生をつまらなく生きていくということです。
しかし、今後、経済的支えがなくなってくると、
悲惨なことになりかねません。
生きていくこと自体が難しくなるからです。
◯ギブ
考えてみるまでもなく、うまく続いているものは、ギブが支えています。
お互いが、ギブされていると思っているのです。
なのに、テイクしていないということです。
逆に、うまく続かないものは、どちらかだけがテイクしているものや
自分だけがギブしている、テイクされていると思ってしまうようなものです。
これは、実際の数字ではなく、想いのようなものなので、とても曖昧です。
まして、テイクから考えているようなものは、すぐに廃れてしまうでしょう。
とても、簡単なことで、自分が誰に何をギブできるのか、
そのためにどうすればよいのかと考えていけば、
大体は、なるようになっていくものなのです。