fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

時間をデザインする(2) M1グランプリ錦鯉

Merry Xmas!

でもまだ、2021年末、残すところ7日間ありますよ。

 

MIグランプリ、錦鯉優勝!

4分間のデザインですね。

ファイナル10組から勝ち上がるのに、3組とも最高のネタを使い、

最後の決戦がやや残念となる傾向が強まりつつあります。

まあ、スポーツでも事実上の決勝戦とは、最後とは限らないのですが。

とにかく、密な時間を味わえました。ありがとうです。

 

創造からの節約

時間を節約すれば創造できるのでしょうか。

いえ、創造しようと思うと時間を節約していくものなのです。

創造を優先しないと、なかなか節約もできないのです。

 

ちょっとしたことを、迷うようなことを気に留めて、

メモをして、見直して考えるかどうか、そこでの違いなのです。

ほとんどの人はそれを流し、見逃してしまうのです。

 

◯都市の時間 田舎の時間

私は上京したとき、渋谷駅で人の流れをみて気分が悪くなりました。若かったこともあり、間もなく順応しました。つまり鈍感になったのです。

そうした鈍感さがこの都会で生き延びるのに必要だと知りました。

しかし鈍感さは創造の敵です。

 

東京では、早く歩くし、すれ違う人を一人ひとり、誰かなど認識しません。

これは、とても異常なことです。

しかし、そこに対応できないと生きるのに不自由なのです。

 

食べる時間も5分、寝る時間があまりないなども、異常な状況ですが、

何の疑問も感じないように、まさに慣らされていったわけです。

しかしまぁ、創造にするとき、夢中なとき、三昧なときも似たようなものです。

鋭敏すぎるときには周りの物事は目に入らないのに、

肝心なものだけはしっかりと見据えて追い求めているのです。

 

歳をとると、動きは自ずとゆっくりになってきます。

生き急いだの時間を取り戻すかのように。

そうして急ぎたくはないのですが、

創造のスイッチが入ると限りない時間が求められます。

世の中はどんどん早く動いていくので、なおさらです。

結局、バタバタと喘いでいるまま、人生は、時間は過ぎゆくのでしょう。

しかし、そうできるうちはそうしていることなのでしょう。