13日NHK「逆転人生」神様がくれた奇跡のバックホームーに涙しました。
阪神外野手横田慎太郎さん、脳腫瘍を患い、24歳にして現役引退。
2017年3月に18時間の手術、抗がん剤と放射線治療、リハビリを経ての復帰、とはいえ、目処がつかないための最後の引退試合。視界は後遺症のため、ボールも観客席も二重に見えるような状態。
2-1とリードして迎えた8回の2死二塁で、センターの守備に駆けていく。
最初の打者の打球は、センターオーバーの同点二塁打。なんとかボールを拾い、内野手へ返球。続く打者の打球もまたもやセンターにライナー。
ワンバウンドでボールを捕った横田さんはノーバウンドの送球で捕手のミット、タッチアウトのファインプレー。
「これは自分の力ではないと感じました。自然に体が動いた、本当に不思議な瞬間でした」
絶え間ない練習の末に得たゾーン状態、努力を欠かさない人には神に触れる瞬間が来るのです。
◯想像力
「今さえよければよい、自分や周りさえよければよい」というライフスタイル、それは想像力の欠如です。将来は、必ず来るし、自分の周りを延長していくと、世界中につながっているからです。時空を想像できるのは、人間の最大の能力の一つです。
◯畏れの力をもつ
何でもかんでも誰しも有能であり能力があるということで、褒めて勇気づけてもらえるような世の中になってきたように思います。それは悪いことではないし、場合によっては、あるとき、ある人には、とても必要なことだと思います。
しかしその上で、現実として、誰しも無能であり無力だから苦しく思うのです。不安であるし悩むのです。
それは、そこに自分以上の存在を感じているからです。
それなら、自分の有限性、能力も生命も有限なのを知っていくことも大切です。
◯詩と宇宙
1つの世界、小宇宙をつくる詩というのは、音響と意味が一体化した言語の元です。
声に出して読むと、とてもよくわかります。
◯呪術と科学
感覚には、どうも論理性と知性が備わっているように思えてなりません。
となると、呪術と科学は、思ったより近いものです。