fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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日本の敗戦と冷戦 真珠湾攻撃80年

岸田総理大臣は7日、「アメリカが、、外交的にボイコットするということを発表した、、、。わが国の対応は、、、、、国益の観点からみずから判断していきたい。、」

いうまでもなく人権弾圧問題に『国益』を当てる発言は変でしょう。

 

昨日は真珠湾攻撃から80年でした。20年前の映画「パール・ハーバー」、51年前の「トラ・トラ・トラ!」。

 

「敗戦の総括」

アメリカに敗戦したのに、国内外やアジアへは、終戦となったのは、日本はアメリカだけに負けた意識があったからです。天皇の名のもとに戦い、天皇のことばで終戦にしました。その後、国際情勢の変化がに恵まれ、敗戦の悲惨さを噛み締めるまもなく復興や経済成長へと進んだため、敗戦の総括しないままに過ぎたのです。冷戦のおかげで、追放されたり解体されたりするはずの人や組織が、元に戻ってしまったのです。

 

「日本の錯誤」

冷戦とは、欧米とソ連との間のことでした。大西洋を取り囲んでのところです。

その間、日本の属するアジアでは、朝鮮戦争ベトナム戦争もあったのです。冷戦どころか本格的な戦争だったのです。日本人の勝手な欧米ファミリー意識で、向こうばかりからしかみてこなかったのです。

私も当時ベトナムどころか朝鮮も遠いところでした。日本本土から爆撃機が飛んでいるのに。それは大きな誤りです。

 

アメリカの市民」の理想と現実

アメリカの市民の革命権は、私有財産、自由、生命を守るため、政府への抵抗からでした。外国を敵とするのではなかったのです。常備軍はおかず、必要に応じて、民兵を招集するものでした。ところが、ずっと戦時状態のまま、軍があるのです。それが、アメリカの権力者たちの見ている世界といえるのです。憲法などを守られていないのです。