ことばの音のイメージは、風景や感情とストレートに結びつきます。
歌も俳句も、音が主で、ことばは従と、私はみています。
書として楽しむのは趣があり、日本人向けですが、元々、
和歌は詠みあげるものでした。メロディやリズムの力が働きかけるのです。
海外では、詩人だけでなく、作家も朗読会で作品を披露します。
目で愛でるだけでなく、声で読み上げ、耳で聴くと、
それは身体で波動を起こし、身体で受け止めることになります。
息を詰めて手で書く、あるいはタイピングするのと、
息をゆったり吐いて声で語るのは、大きく異なるでしょう。
特に、年配の方には、文章創作の親しんでいるのなら、ぜひ。
ブログやSNSでも、声を出して読むことを進めています。
上達するだけでなく、アンチエイジングに効果があります。
心身とも、慣れるとスッキリします。めんどうと思ってしまうものですが、
めんどうだからこそ、一つ、日常に加えると、一歩、前進するのです。
音声入力にしてみるとよいでしょう。