4月頃、「モーニング」連載の「カバチ!!!-カバチタレ!3-」で、アイドル事務所に、活動のため「学業よりも仕事を」と言われた女子大生が、最終的には、対立していた父親のアドバイスもふまえて、「大学を卒業した上で選択していく」という結末になっていました。その方が「将来の選択での可能性が豊かになる」と考えたわけです。
これは、おかれた環境や状況と自分の資質の兼ね合いがあるので、当の本人が決めるしかないのですが、リスクマネジメントからみると、真っ当な判断です。
一方で、十代、二十代は、これから何者になるのかもわからない、自分の夢を追うわけですから、リスクなど考えないで動けるところが、若さともいえます。と考えると、三十代、四十代にも、そうした若い人が増えたともいえるのでしょう。