2021-06-08 特1「才能と努力と“空気”」(8)「自立と助けとSNS」 00.リアルネタ・コメント・特別稿 正論を言って村八分にされる日本の社会で、本音の発言をするには、それなりに自立していることか、他人の助けのあることが必要です。経済的に支えのある人か、ハングリーで生活コストをかけず、失うものがないような人です。安定した収入を頼ってローンを抱えて子育てをしているようでは、なかなか言い出せないのです。 SNSで稼げるような社会になると、限られた人たちではあっても、こうした地位を得て、本音を出せる人も増えていくのなら、そこはよいことであるでしょう。