よろん、パブリックオピニオン、せろん、ポピュラーセンテメンツは、日本にあるのでしょうか。
メディア、ラジオ、新聞は、戦後も、なぜかGHQに解体されずに継続されたそうです。それが、反体制をとれない体質を温存したのでしょうか。
何か事が起きると世論より世間が大きく立ちはだかります。でも本当は、情報より方針が大切です。それを示すリーダーシップのない日本人はどんどんと問題を先送りしていきます。
フェアを重んじるので民主制のコストはあがります。自由や民主主義というのは、無条件に与えられると、その価値が感じにくくなります。
今の日本人で圧迫からの自由や独立のための政治を求める人は、それほどいないでしょう。その結果、生きがいや使命感という目的も喪失してしまうのです。そういうマイナス気分では、極論になりがちです。やはり、その人なりに戦い勝ちとらなくては、自由も権利も活かせないということです。