正月に、二宮さん主演の「フリーター家を買う」をみました。竹中直人さん扮する父親との確執のなか、厳しい環境の現場のバイトで自立していく青年の物語です。
彼は、褒められないとやる気が出ないタイプで、どこでもサッサと辞めてしまう。それが、あるとき、「続けていないとその先にあるおもしろさがわからない」というようなことを言われ、その時から、少しずつ、そういうことがわかってくるのです。
「誰にでも続けられる仕事じゃない。この仕事、それが全てじゃない。続ければわかるよ」
といわれたときに、「どんなにだめなオレでも、どんなに情けないオレでも、そのことにオレ自身が一番気づいてなかった」わけです。(♯)