学ぼうとする人は、先生のことばもニュアンスも、間合いも、表情もすべて受け入れていきます。ダメな人は、先生の教え方とか使い方にこだわって、いつも外からみています。傍観して中に入らないのです。そして、あれこれと、それも先生本人にでなく、外で言う。先生の言うことに何か言えるから自分は偉いとか、などであって、結局、先生の手のひらにいるだけとなります。
最初から自分のものとするのでなく、人に対してしゃべりたい、教えたいからやっている、そのつもりもないのに、そちらがメインになってくる。SNSなどをやると、なおさらそうなってくる、アップのために動かされてしまう。週刊誌の記者のような、紙面埋めなきゃのスクープ狙いの取り組みになるのです。
すると、盲信的、あるいは批判的になりやすいものです。盲信よりは、批判の方がまし、ファンクラブよりアンチファンの方が、刺激的だから、よいかという感じなのですがねぇ。