私のこれまでの人生経験のなかでは、望んだことは、ほぼ叶って来たといえます。具体的に望めるには、いろいろとあって、それが難しいのです。
美輪明宏さんの「正負の法則」ではありませんが、人には、振り幅のようなものが確かにあります。
例は悪いのですが、たくさん稼いだからがっぽり持っていかれるが、どこかにがっぽりもっていかれたら、何かそれだけのものが返ってくるというようなもの。100万円賭けたら100万円レベル、その10倍賭けたらその10倍のものになるでしょう。お金でなく労力でもよいでしょうが、リスクとリターンの法則です。
それゆえ、他の人の振り幅について、本人以外の人が決めるのは、私は、よくないことで、すべきではないと思います。そこは、神、つまり本人が決めることです。
他人に与えるといって、与える人にはよくても、与えられた人にはよくないことは、よくあります。本人自身が望んで、本人の手で得るべきです。他の人は、それを待てるような場づくりまでに留めるべきです。