まだまだ、ものづくり、工業化社会のために、のような考え方が、日本の教育観には強いです。若い世代での大人、というのは、団塊世代あたりに疎まれ、排除されてきたのに残っている数少ない輩をみると、次の時代がみえます。それに値する若者が他の国に比べてあまりに少ないのが残念です。
ということは、日本の将来は、今の大相撲以上に、海外勢に支配されていくことでしょう。移民問題は、日本ではかなり前からタブーです。これからの「開国」をどうするかでしょう。帰化したら日本人、そこにもこだわらなくなればよいのでしょうか、帰化しない横綱の白鵬をみると、彼の母国への愛国心、アイデンティティにどう対処していくのか、ですね。彼に日本人になって欲しいのか、でも、どちらでもかまわないと思う方がよいのではないのでしょうか。