fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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2010年、先がみえてこない(1)

鳩山首相の1月の施政方針演説には、「労働をともなう富を取り戻すための挑戦」とあります。
首相というのは、超ハードな労働ですから、そして、それなりの収入でもあるので、鳩山総理は、一度私財を投げ打ってみてはどうなのかと思うのです。
毎月の母親からの1500万円のこづかいに「労働」は伴わなかったのですし。
これは政治に有効に使われたのでしょうか。となると、帝政下の貴族政治そのものです。

「日本型企業モデル」とか「新しい公共」とか、なんだかボランティア的な力をあてにしているのでしょうか。
経営、ビジネス、社会的なビジョン実現のためには、自分が倒れても、さらに発展できる組織、そこに関わる人間が充分に生活できる利益を上げなければ、続かないから、経営やビジネスということになるのです。単に、金儲けを悪とみなすのでなく、それは、儲けた金の使い方で問われるのではないでしょうか。
鳩山氏とは、いつだったか、名刺をいただいたことのあるだけの関係なのですが、「首相の名刺かぁ」と。