fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

「モチベートがかからない」とか「やる気がでない」という質問をよく受けます。私は、人との出会いや映画、音楽、本などに救われてきました。なかでも、人のことばは、大きな意味をもちました。これからは、そういうことを思い返しながら、生きていくのに基礎となった一般教養や歴史、データなどのピースを散りばめていきます。ご興味があれば、そこからググってください。あなたがこの社会と結びつき、生きていくエネルギーとなるのに、少しでもお役立ちできたらうれしいです。[2021/08]

民主党政権とオバマ大統領(2)

オバマ大統領は、夢を語り、大きく使い、大きく金をまわせとやっています。デフレでは金の流れが止まるので、あえて金の動きを止めず、流動化するしかないのだから、それは王道なのです。
なぜリーマン破綻の原因の悪といわれた経営陣や、トレーダーにさらに大きな金をボーナス支給するのか、というのは、アメリカでは当然で、才能を引き留め活かすしかないのを知っているためなのですが、今回アメリカ自身がはじめてストップをかけた、つまり、オバマの庶民感覚が働いたというくらいの国が、アメリカなのです。中国のやり方もアメリカ同様にばらまきでも、それは公共への先行工事で日本とは全く逆です。

つまり、本当の弱者をのぞいては、先になって戻ってくるものに支出するのが投資です。
それを日本では、まだ必死でやればなんとかなるところ、まだ必死にやっていないところにまで施す。誰の金かというと、民主党のではなく、国の国民のお金です。国民総弱者化政策とみえます。今、円高ドル安にふれて、常にアメリカが助かり、日本がその穴埋めをする役割になっています。まだ、国際貢献というか、アメリカを支えてあげるというなら、それもわかりますが。アメリカはもう日本など見ていません。