山形紀行(4)

新庄の「祭り資料館」に訪れる。
昔話のおばあさんの語り口はあったかい。
「雨が降ってはしょうない」と、庄内平野を足早に去る。
この旅も苦中にあれど、なにはともあれ、生き残る。

山形の山の形に山形を知る。
しかし、どこへいっても、芭蕉だらけ。
かつて声の連歌を試みていた私にとって、
おかげの芭蕉は師匠ぞな。