明治4年、廃藩置県が行なわれた。
そのときの政府は、0.4%、1000人に4人が役人だった。
ちなみに、今は3.2%という。その代わり、一等官が年収3億円、
三等官でも一億円というから、今の総理や知事も真っ青だろう。
小さな政府であり、それゆえ、今より別の意味で格差があった。
今の地方の荒廃は、別に小泉さんが仕掛けたのではない。
グローバル化の時代の中で、そうならざるを得ない流れなのです。
そして、肝心なのは、ちょうど地方と国、田舎と都会の関係(今や「田舎」は、
いい語感になるつつあるけど)が、日本と世界の図にそのままあてはまるということです。