今の若い人、何でひどい目にあわず、豊かに暮らせているのか、
それは誰のおかげか、何を担保にしているのか、わからない。
そう育った?そう育てた?
イラク人はもとより、イラクで死んだ外国人は、もう千人超えた。
あれこれ文句言うのは勝手だが、それはどうして言えるのかを考えない。
その前提を考えてみる必要がある。前提を疑わずに創造ははじまらない。
どこで刺激され、一時を過ごし、友やライバルを得たり、
その上で何を言うのも勝手だと思うのだが、
かつてはそこに拠って、自ら立っていたのであり、
今もそのおかげで知った人と何かと続いているのに。
何ら、その縁や拠り所の恩恵を思いもしない。
世界でもっとも恵まれている若いこの国の人たちが、
「日本は――」というのは勝手だが、
そこに愛がなければ、鬼畜と同じだ、とはいわないが、
あたしゃ、悲しい。
北朝鮮問題も、拉致とジェンキンスさんの脱走は、また別の問題。
敵国へ脱走することの重罪は脱税以上で、今の日本人の感覚では
決して理解できない。脱税で自分の国に入国できないVIPもいるのよ。
人生、そこで育ったことの意味からすると、日本嫌いの娘さんと家族を
大切にするなら、曽我さんが向こうへ戻る方がよい。とまではいえないけど。
でも、そうなると、あの国の思惑通りになる。そこで病いよね。
日本だけではないが、いつもの納め方の定石。