fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

時局(1)

今の若い人、何でひどい目にあわず、豊かに暮らせているのか、

それは誰のおかげか、何を担保にしているのか、わからない。

そう育った?そう育てた?

イラク人はもとより、イラクで死んだ外国人は、もう千人超えた。

あれこれ文句言うのは勝手だが、それはどうして言えるのかを考えない。

その前提を考えてみる必要がある。前提を疑わずに創造ははじまらない。

どこで刺激され、一時を過ごし、友やライバルを得たり、

その上で何を言うのも勝手だと思うのだが、

かつてはそこに拠って、自ら立っていたのであり、

今もそのおかげで知った人と何かと続いているのに。

何ら、その縁や拠り所の恩恵を思いもしない。

世界でもっとも恵まれている若いこの国の人たちが、

「日本は――」というのは勝手だが、

そこに愛がなければ、鬼畜と同じだ、とはいわないが、

あたしゃ、悲しい。

北朝鮮問題も、拉致とジェンキンスさんの脱走は、また別の問題。

敵国へ脱走することの重罪は脱税以上で、今の日本人の感覚では

決して理解できない。脱税で自分の国に入国できないVIPもいるのよ。

人生、そこで育ったことの意味からすると、日本嫌いの娘さんと家族を

大切にするなら、曽我さんが向こうへ戻る方がよい。とまではいえないけど。

でも、そうなると、あの国の思惑通りになる。そこで病いよね。

日本だけではないが、いつもの納め方の定石。