fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

12.個人史

森英恵さんの死 表参道の思い出

◯スポーツと研究者 昭和40年頃までは、日本の優れた運動能力のある人は、野球選手でしたが、その後、いろんなスポーツに才能がある人が分散していきました。 オリンピックのメダルをとるようなスポーツ選手は、幼い頃から両親に鍛えられた稀少なエリートです…

感動経験の思い出(芸術作品と古文書と宝石) インパール作戦

昨日、「経験の盲点」で展開したのは、私のことなどではなく、(私がちょこっと成績などで優秀だったのは、小5くらいまででしたのであてはまりません。) 日本のエリートが、ずっと、同じ体質のまま、変わらないことへの示唆でつなげます。 「ビルマ絶望の戦場…

母性と父性の根源 ミャクミャク 竹中平蔵氏辞任

パソナグループは、竹中平蔵会長の退任を発表しました。 日本の、この20年の動き、そして、これからのデジタル社会の動きは、政党のマニュフェストなんかよりも、この政商の頭の中と動きにあるのです。 10年でやめる、その代償はなんなのでしょう。 ◯ミャク…

父性の喪失 団塊から団塊ジュニア

◯猪木氏と慎太郎氏 なぜアントニオ猪木は難病と闘う姿を見せ続けているのか? ということで、ドキュメンタリー番組『燃える闘魂 ラストスタンド』、 昨年11月の番組でしたが、今週、書籍で発行です。 現在79歳で、難病発覚後からも、積極的にツイート、安倍…

猪の話 ミコトンドリア 直立二足歩行

◯イノシシの話 前回のメタバースに対して、今回はプリミティブ、イノシシのお話でした。 知的生産の元となるフィールドワークは、文化人類学などに使われてきました。今では、京 大元総長山極 壽一さんのゴリラ研究などが、つながるのでしょうか。 この春、…

発想力

〇発想力の教材 そういえば、昔、ある編集部から執筆依頼がきたとき、答えを白紙にし、自分の発想力で思うように書き込むような問いを並べる企画を提案したことがあります。 すると、「模範解答を載せてほしい、あるいは、100人はこう考えているというサンプ…

林真理子さん日大理事長 昭和から脱却 気になる学生

◯田中帝国の切り崩し 林真理子さん日大理事長、7/1就任、 日大には、16学部87学科と短期大学部があります。4つの専門学校と26の附属中高、3つの小学校と3つの幼稚園。100万人以上の卒業生がいて、日本の社長をもっとも輩出しています。学生数8万人。1889年、…

知識と編集 会うことのリアルとバーチャル

◯知識と知恵 すぐにウィキペディアなどで調べて、説明が出てくると、そこでじっくり考えることがなくなる人が多くなったように思えます。そこで知識習得だけになっては、意味がありません。それこそ知識は、ITのDBに無限にあるのですから。 これまでだったら…

ロゴスと創作

◯ロゴスから 新約聖書のヨハネによる福音書の始まりは、「始めにロゴスがあった」。 これは、集めるという意味のギリシャ語#です。そこから、教える、説明、理性、言葉、論理という意味に発展していきます。 主観は、自分の意識によるので感情的なこともあり…

沈みゆく日本のイメージを捨て、大きく学ぶ

◯ネガティブなイメージを固めない 日本の失われた30年は、ネガティブな言葉のオンパレードでした。 縮小、崩壊、衰退、内向き、閉塞感、孤立、ガラパゴス化など。 その中で育つと、そういうワードでしか考えられなくなっていくのではないかと思うことがあり…

日本に埋もれないように

◯資本主義の機能不全 利回り、つまり、利子率の低下が、20年も続いています。資本を投下して利潤を得て自己増殖させることが、資本主義の基本的な機能です。ですから、資本主義が機能していないということになります。 資本主義は、フロンティア、つまり、進…

グレタの孤独 スポーツの春 村田諒太さん 佐々木朗希投手

◯ボクシングの大決戦、野球での大偉業 4月9日ボクシングのWBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦が、さいたまスーパーアリーナで開催されました。村田諒太選手とその憧れ、合同練習まで行ったゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の対戦です。村田選手…

「バタフライエフェクト モハメド・アリ」  表現すること 立つこと

ブログで、「世の中、平等ではない、」ようなことを述べて、ずっと引っかかっていました。「平等に扱ってほしい」という人に、直接、向けたものでないのですが、私が当事者でもなく、あなたに面してもいないからです。 でも、私の知る世界は、平等ではなく、…

人生の務めと証 結(ゆい) と文明

文章を書いたり、本を出すこと自体には、あまり生産性がないように思っていたものです。なんとなく男一生の仕事でもないようにも考えていました。かなり若い頃なのでお許しください。 一目で皆にわかり、残るようなこと、たとえば、長いトンネルを掘ったり、…

神のシステム 体験知 ゼレンスキー大統領のことば

ウクライナ大統領ゼレンスキーは、EU加盟を申請しました。 オンライン会談で、EU首脳たちの心を揺さぶったゼレンスキー大統領の発言がありました。 「ヨーロッパの理想のために殉じる、生きているうちに会えるのは、これが最後かもしれない。」(2/24) こうい…

母性と父性  ウクライナの「ひまわり」

ウクライナでは、成人男性は、国に残り防衛する義務が課せられています。別れて避難するのは、女性と子供たちです。 ウクライナ南部のヘルソン州で地元の女性が、ロシア兵に詰め寄る動画がアップされました。2/24。女性は「何をしに来た!」と詰問、「ヒマワ…

感応力 ウクライナ危機

ウクライナの状況、 現状をとるのか、将来のリスクをどこまでふまえるのか、 各国リーダーの決断が問われています。 アメリカとEUの動きを日本は見ているだけなのでしょうか。 〇感応力 感応する力、森羅万象に、また全く違う人々に共感する力、それは平和で…

運気と場の力 ALSという病と映画

◯命の選択 三が日に放映された番組「第30回FNSドキュメンタリー大賞」に選ばれたTSKさんいん中央テレビが制作した『命の選択~ALSとの闘い~』。 ALSをテーマとした映画やドラマは、いくつも作られています。「博士と彼女のセオリー」「ギフト僕がきみに残せ…

日本の実力 識字率 メディア GDP 競争力 半導体

文字の偉業について、先日述べたので、メディアについて調べてみました。 〇文字読めない人、人口の半分の世界 およそ70年前、1950年、世界の人口は24億人。 わずか70年前には、今の3分の1だったのですね。 「世界の人口、何人と習った?」で、その人の年…

いろんな時間への考察

〇科学とグローバル化 での時間 都市では、時間、空間の捉え方が違うのです。でも、IT技術は、それをローカルにも広げています。 違うようなことを同じ原理で説明をつけるのが学問で、特に、科学的な立場というものです。 たとえば、時間は同じとみるのです…

時間をデザインする(2) M1グランプリ錦鯉

Merry Xmas! でもまだ、2021年末、残すところ7日間ありますよ。 MIグランプリ、錦鯉優勝! 4分間のデザインですね。 ファイナル10組から勝ち上がるのに、3組とも最高のネタを使い、 最後の決戦がやや残念となる傾向が強まりつつあります。 まあ、スポー…

時間をデザインする

クリスマスイブですね。皆さんは、何時ぐらいまで起きているのでしょうか。 チキンもこのところ、唐揚げやプロテイン補給など大ブームの元、すごく消費量が伸びたように思います。人間の悦びは、鶏の惨事なわけですね。、、すみません、、。 〇個と種 コンピ…

情報の権利 著作権

どんな作品も作家1人のものではないといえます。 コピーライト、著作権よりも、くり返しの引用の回数に価値を求めるのは、時代の流れでしょう。アクセス数ですね。価値ある論文もまた引用回数で決まってきます。引用は、原則、無料です。となると、リナック…

思想史と個人史

私は、実存主義やシュールレアリスムに魅かれましたが、大学で「今は現象学の時代(メルロ・ポンティ)」と言われました。結果として構造主義とか言語学とかからは逃げ出したのですが、それは、1960、70年代に西洋から世界へ広がった思想です。 構造上の問題…

アートの世界で生きていく 寂聴さん死去 源氏物語

100歳まであと6ヶ月だった瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。東女在学中、見合いして女の子を出産。夫の教え子の4歳下の文学青年と不倫、二人を棄て京都へ。離婚後、小説家を目指し上京、『花芯』で、ポルノ小説の「子宮作家」と揶揄されますが、さらに不倫体…

美学とエステと第三の眼 動物の絵展

府中市美術館で、動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり 開館20周年記念展示。著名な画家の作品がたくさんあります。日本人では、円山応挙、藤田嗣治、谷文晁、若冲、北斎まで、世界では、ピカソ、シャガール、マリーローランサン、モロー…

芸術の秋 内橋克人氏とさいとうたかを氏逝去

芸術の秋となりました。コロナは、枯葉のように消えずに、 昨年は冬を超えました。今年はどうなるのでしょう。 内橋克人氏とさいとう・たかを氏の逝去。 内橋氏の著作では「尊敬おく能わざる企業」が印象に残っています。その後、グローバル化の進む日本で、…

関心と存在、棒高跳び、ポール・ジャクレー

ポール・ジャクレーの版画を見てきました。 フランス人の浮世絵師の木版画です。最多のは、100刷、とは、木版を100枚作り、色を重ねていくのです。共同作業とはいえ、そこまでの執着と実行力は、見事な作品となって、時代や国を越えるのですね。近くの堀辰雄…

「弔電を読む」☆

葬儀でプロの司会をする会社で研修をしてきました。最終日には、先方のリクエストで葬儀場での司会、弔電の読み上げを含む例題を行いました。練習とはいえ、日頃、現場で読んでいる人たちなので、それはリアル感にあふれたものでした。 私は、演出家の眼で、…

「参拝と夢」

ときおりボーとしてると、写真を撮りでもしておかないと記憶が定かでなくなりつつあります。夢のようになっていくんですね。 本日は、明治神宮を歩きながら、別れた故人を想いました。一緒に歩いていてもおかしくないような感じでした。 コロナ禍で、今年の…