fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

01.人・生き方・箴言・職人・人生

「“強くあれ”といった人」

君は僕に“強くあって欲しい”と願うけど強くあるほどにもろかったその弱さをひた隠して生きてきた僕は君の大きな瞳を見つめ返して言う“疲れたときには 疲れたといってもいいんじゃない” 君は僕の声が聞こえないようにかわいらしい口を大きく開いて言う“強くな…

○声をみる

自分の声のなかに何をみるのかが私の仕事です。鏡もみます。しかし、かっこよくもない顔や体型でなく、そこに心を刻み込みます。多くの人は、人にどう見られるかを鏡でチェックするでしょう。乱れがあったら、直しますね。それは外見です。他人と比べて自省…

「春夏秋冬、そしてまた春」

あなたは春の訪れを野や山で迎えたかあなたは夏の暑さに汗を流してきったかあなたは秋のさみしさにほおをぬらしたかあなたは冬の寒さに歯をならし、かじかんだかそして、あなたに本当の二度目の春がきたか 君は、春のけだるさに人を嗅いだか君は、夏のほこり…

「そうやって 時は 人生は過ぎゆくのに」

そうやって真実をみず人を傷つけていることをあなたは知らないだろう そうやって聞いただけの話で考え行動しているのをあなたは省みることはないのだろう その結果が今のあなたでありあなたが自分を肯定する限りあなたは真の幸せを手に入れられないだろう そ…

「孤独のエチュード」

一人ではいけないのかと君は問う自分が本当にしたいことをつきつめるのだからいつも他人を求めるなよ一人のときに成長するから一人はみじめじゃない 見たいものしか見てこなかったプロになればプロに出会うとみんなという世間を気にするな最終責任もとらず、…

今月の詞

「卒業して何年かたったときに学生時代の夢をみていて 起きてもうこんなに経ったんだと思って愕然としていた自分の夢」 でも考えたら、さらにその倍くらい今の自分は歳をとっていて愕然としたときの歌 ”ボルトがはずれた日” 僕は100メートル9.69の ”ボルト”…

桑田真澄論

桑田投手の信条1.あいさつと返事を大きな声でする2.物(者)を大切にする3.努力と感謝の心をもつ 常に全力を尽くすこと 結果より努力が大切 「日本の野球は、心の野球」そこには、犠牲がある。精神的に弱いからこそ、やってこれた。

「永遠の魂」

某年某月某日 何某は殺された某年某月某日 何某は死んだ 忘れられない人がいてまた忘れられる偉人の魂は その名とともに残るそこに救いをみいだそう市井の名もなき いや名を失われし人よ 人が人を裁く悲劇ゆえ 愛されしものは 生を永遠にする死んでゆく私と…

「サンゴは戻らない」

CO2 6%と、他国に差をつけて大きく目標を掲げたのに6.4%に増やした日本バンザイ、漫才!流氷が早まり、ヒグマは眠らないあわびがとれない みかんが腐る でかい家、車を捨てようよニュータウンもショッピングセンターも工業団地ももうやめなきゃ病院…

「どんな思いで」

人間いつまでも生きられるものじゃないからだからこそ ぼくは許せない人を殺すものも 自分を殺すものも 許せない それは自分のものではないから他人の命も 自分の命も自分に与えられたものでないから自分の子供が天からの授かりもの借りものというようにいつ…

帰るところがある 歌home(2)

自分ががんばればよいのではなく、(すべて)一気に背負った上でやること。歌が年齢を超えて届く。その父も高い声をしている。歌の中に魂が出てくる人、子育てのことを歌える歌手、「ダメでも向かっていく父の姿をみせなくてどうするのか」と、作曲家、多胡…

帰るところがある 歌home(1)

木山裕策さんは、サラリーマンで、4人目が生まれた子持ち。悪性腫瘍の手術で決心する。今まで歌ってこなかった、いつでも歌えたのに。最終オーディションで落ちる。フルコーラス化して、合格。「あきらめなければ、いつか夢が叶う。」

オーバー・ザ・レインボウ(3)

憎しみやわだかまりの乗り越え方を、人間はこうして学んできている。それなのに、なぜいつも活かされず、悲劇が繰り返されているのか、考えてみることだろう。こうして伝えていく努力と、受け取っていく努力の両方が必要だということです。日本のチーム名は…

オーバー・ザ・レインボウ(2)

「忘れられないけど 許すことはできる」友人や部下を殺されても、会うことで一瞬に変わる。65年を経ての3日間なら、1試合なら、一瞬の邂逅といってよいでしょう。ここから、人間にとって会うことの大切さがわかる。

オーバー・ザ・レインボウ(1)

真珠湾に攻撃した人と沈められた人、トラック島を攻撃した方と、玉砕させられた方。そういう人たちが出会う。ハワイでの野球の試合で、67年たって、ようやく和解。敵といっても、相手もわからなかった。なのに、敵ゆえに、野球ゆえに、友となれた。

三ツ星フレンチシェフ

岸田周三氏のことば「昨日より今日 今日より明日」フランスへ渡り、店へ飛び込む。精肉屋へも直接行く。料理人はロボットではないと。お客様には最先端の料理を食べてもらいたいと、常に新しい料理を試作する。

玉三郎50年

一歳半で小児麻痺で右足に後遺症、幼いときから病弱、7歳から舞台。小さいときから「舞台に立つ体でないと思っていた」と。身長高すぎ、舞台で笑われる。背の高い女形の写真をみて研究する。19歳で主役に抜擢。1日5演目、30ヶ月休みなし。24歳心が折れる…

敵から逃げない。

「敵のすべてを知った上で、常にその上を行け。」「やり方を変えれば、結果は変わる。」人生を悟った気になるか、不条理とおもうか。どちらにしても、死んだらおわり。

創造と挑戦

「創造し続けようとする人間には、変化しかありえない。人生は変化であり、挑戦だ。」(M.デイビス) ファンはその変化を嫌い、また新たなファンがつく。それを繰り返せる力を持つのは、大変なことだが。

文化財修復技術者 鈴木裕さん

「ふにゃふにゃする」「なければつくる」「習熟するな」「考えながらやる手を示す」「体で考えたままでありえない」職とめぐりあえて、天職にまでするのは、その人の力しだい。(『プロフェッショナル』)

2008年元旦

「希望に起き 愉快に働き 感謝に眠る」 (京都勧修寺)

素材からつくる料理

「ヌキテパ」(行かないで)の店長、いつも素材がきてから考える。一つのメニュだけ。全てお任せ。支持されないと、ただの変わりもの。それには正しい料理法が必要という。屋台でためた200万円をもって渡米。2つ星レストランに行くが、語学も料理もでき…

靴職人 山口千尋の挑戦的継続(6)

プロフェッショナルとは、「人に信頼してもらえる力を身につけた人。その信頼よりも、期待よりも、もっとよい答えがあると、それを目標にしている人のことをいう。」 (プロフェッショナル)

靴職人 山口千尋の挑戦的継続(5)

「本物のプライドとは、何をしても、よい靴をつくろうというプライド。自分がカッコよくなるためのプライドは、人に迷惑かけるだけ。いいデザインにつくろう。人のためにやりたい。自分の考えにとらわれず、何でも貪欲に取り入れる。次の日からパクられても…

靴職人 山口千尋の挑戦的継続(4)

大きなチャンスを逃がして悔しいという若者に、「(そのときの)結果が、自分の目標でないのを肝に銘ずること」と。そのまま、細かい結果には左右されずに、自分の目標だけ、その向こうにあるものだけ見ていれば、必ずいつか成し遂げるとしか、世の中なって…

靴職人 山口千尋の挑戦的継続(3)

手が動くと頭が真っ白になる。体使うとスカッとする。本物の職人になるためには、継続。チャンスはいっぱい降っていたのに、傘さしたら、ぼうーとする。ずっと手を差し出しておくと、チャンスがくる。自分がやってきたことは愚かでないとわかる。「100回バッ…

靴職人 山口千尋の挑戦的継続(2)

彼は、イギリス、家一軒つくるどころの騒ぎでない靴づくりのノウハウを知る。その知識にびっくりする。これ以上、自分の人生でやれることなかった、といえるような対象物が“靴”だった。 30歳でマスタークラフトとなるが、どの日本のメーカーは反応しない。5…

靴職人 山口千尋の挑戦的継続(1)

久々にプロを見た。そのことばを引きます。「今日のまえにある、事象のもう一歩先を見て、それに向かって、何か工夫を重ねていけるような継続の仕方が大切。」 「継続していける、続けるためには、自分を信じる力が必要。自分の実力を信じるのでなく、昨日の…

司馬遼太郎「夏草の賦」

「物事は両面から見る。それでは平凡な答えが出るにすぎず、知恵は湧いてこない。いまひとつ、とんでもない角度---つまり天の一角から見おろすか、虚空の一点を設定してそこから見おろすか、どちらかにしてみれば問題はずいぶんかわってくる。」

バイク人生

「バイクは、常に前を向いて走ってないと倒れるつらいときこそ、あきらめちゃいけない」「悪いところも噂にのぼれば、それだけでプラスになる」こける こわれる ころぶの3K厳しい中で勝ち残ると よい仕事ができる