2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

生きること自体が主体性

東京都が、若者向けのコロナワクチン接種会場を渋谷に設置したところ、午前7時半に受付が終了しました。批判を受け、翌日は変更して、現地抽選としたところ、さらなる批判も当然ですが、行くほうも、、です。抽選券を現地で配布するというので、6倍の人が集…

「問う力」

人間の感動は、具象的なものです。 ある現象に出会い、そこで何だ!と問うところに生じます。 問う力は、想像力につながります。 アイデアの創出と同じく、さまざまな経験からの組み合わせです。 それは、目の前のことをどう処理するのかを考えるのに 必要な…

「理論の限界」

科学や学問は、物事を抽象化し、モデル化します。それが、現象に当てはまれば理論として成立します。とはいえ、理論は、いくつかの共通事項の抽象にすぎず、万能ではないのです。何にでも当てはまるものではありません。

「AIの思考」

AIを利用しているうちに、その思考回路がAIと似ていきます。すると、私たちも、検索のアルゴリズムのような思考になっていきかねません。 単語、1フレーズだけで、意味で理解していくなら、専門バカ、受験バカに輪をかけたようになっていくでしょう。

「ことばへの慣れ」

ことばの力への信頼がなくなると、ことばで傷つかない、抵抗力がついてくるものです。ことばを選ばず、何でも垂れ流しできるようにメディアが伝えていると、そうなるのも当然なのでしょう。 最近の政治家らの安易なことば遣い、たとえば、「責任」などという…

「トリアージ事態とボケとリーダー」

人は、どうしても優先順位をつけなくてはならないことに出会うことがあります。極限の危機状況ではトリアージです。(日本人は、割り切るのも合理的な思考も苦手なので、ひどいトラウマを抱えてしまうことも多いようです。)そうした機会や経験がないと、何も…

「今のうちに食べておこう」

先週、WBSで、ウニが100グラム10,000円で中国で売られていると放映されました。回転寿司の値段は、カルフォルニアの3倍、その州の最低時給は1540円で、この6年でほぼ1.6倍になったそうです。日本では1.16倍です。10年ほど前に北海道で、中国からの団体旅行者…

「欠如を創造しない貧しさ」

生の情報が、ほとんど削がれてしまっているのに、スマホの画像データでリアルに感じられる。としたら、わかりやすいからです。それでわかっているつもりになるのです。 すると、主体性も失われてしまいかねません。本当なら、そこにみえていないものを補う想…

「ことばのテキスト化」

ことばは、メールではテキストとなります。そこでの解釈によって、意味がうまく伝わらなくもなります。 そうしたことからも、引きこもりや草食系が当たり前の社会へとなります。コロナ禍は、それに拍車をかけました。 生身の喉からの振動、波動を伴ったこと…

「動物愛護と内なるDaiGo」

日本では動物の愛護は遅れています。動植物に親しむことによって、私たちは命の大切さを学んでいくのです。その命は、人の命につながります。見知らぬ人の命につながります。ところが、自分のペットの命は大事、で留まり、学ばない人もいるのです。 人より寿…

「共有感」

現実感、リアル感は、どのくらい他の人との場の共有感が保たれるかということです。今や、SNSなどのコミュニケーションツールによって、共有感は、空間だけでなく時間も超えていきます。 しかし、顔を突き合わせ、膝を交えて対面したときの状況での生の感じ…

「雨か闇か、夏の甲子園」

17日、全国高校野球選手権の第1試合、大阪桐蔭が23年ぶりの降雨コールドゲームで東海大菅生に勝ちました。強豪同士の試合で注目の一戦でもありました。 コロナ禍で出場辞退した学校もあり、世の中、一寸先は闇という、大きな教訓の一つです。 夏の高校野球は…

「五輪でたどる日本の組織の病理」

もう並べても仕方がないのですが、復習しておきましょう。 2015年7月、新国立競技場の建設費の大幅上回り批判殺到。 その前に建築家の変更。9月公式エンブレムの盗作疑惑で変更。 2018年日本オリンピック委員会武田恒和会長、フランスから贈賄容疑で翌年退任…

「8月の日本、戦争関連の3番組」

先の番組「銃後の女性たち〜戦争にのめり込んだ“普通の人々”〜」に付け加えます。 当時、参政権もなく夫の家に入ったら、三界に家なし、姑に絶対服従の女性たちが、戸外での社会的活動に生きがい、光明を見出し、国防婦人会の活動に全精力をかけた気持ちがよ…

「生身と外部化」

脳化が進み、身体の外部化での接触が進むのが、文明といえるかもしれません。ことばの始まりから、テクノロジーの発達で、身体感覚は、延長しバーチャル化していくのです。それに従って、生身で触れることを避けるようになっていきます。プライバシーの尊重…

「失言について」

メンタリストのDaiGo氏の自身のYouTubeチャンネルでの発言や女子ボクシングについてサンデーモーニングでの野球解説者の張本勲氏の発言について、人が極論、本音を聞きたいがためのコメンテーター役とはいえ、一線をこんなに簡単に越えるのは、驚きでした。 …

「自分で考える」

ほんとに上にまかせてたらどないなるかわからないということは、嫌というほどわかってきている、今の日本、今の世界。漠然と生きてはいないか、私たち! 母親が国防婦人会の活動をしていた大阪の久保三也子さんのことば、92歳の今も世の中の動きに目を凝らし…

「戦後史」

二つの世界大戦では、国家が市場介入し、国民総動員によって中間層が力をつけました。その結果、世界は、一時的に安定しました。 1970年代、新自由主義、市場原理主義、個人の自己決定権が重視されてきます。それに従って、中間層の貧困化が進みます。 現実…

「経験と主体性」

体験というのは、選択ではありません。それを選択することで主体性が得られるわけではないのです。しかし、多くの人は、そう思うようになってきています。自分で選んで経験してみることと主体性とは、別のものです。

「個と種」

コンピュータは、電灯の発明以上に、私たちに夜を眠らせないようにしました。豊かで便利になっていくのに疲れるのは、体がついていけないからです。 早く速くと追い立てられる一方で、寿命も長くなりました。 人が、この自由な時間を手に入れるために膨大な…

「バッハのマーチ」

コロナ禍のおかげといえば、IOC貴族たちのぼったくりぶりが誰の眼にも明らかになったことです。 IOC会長のバッハは、フェンシング競技で活躍した後に、弁護士資格と法学博士を得ました。企業と結びつきを強めるなかで、オリンピックの商業化の道を開いていっ…

「法の外の芸」☆

法は、道徳ではありません。統括の手段にすぎませんから、絶対なものではないのです。 私たちが説明がつかないのを残し続けていることをみるとよいでしょう。芸や祭や宗教的なこともそれに含まれます。これらは本来、法の外のものです。人は、本来、法に納ま…

「表現と公共性」☆ 

正義の守護者として、公の理を守ろうとする人が少なくなっています。反体制活動としての表現の力もなくなりつつあります。 公共性とは、皆に関わりうることを皆に訴えるような表現です。一個人の不快感に公共性はないのです。 ゾーニングによっての制限は、…

「キャラ本位」

作品も、それ自体の価値ではなく、アーティストのキャラでプロモーションするようになりつつあります。実のところ、私たちはキャラを消費することになっているのです。

「東京オリンピックさなかの原爆の日」

原爆の記念日は、幼児の頃から、黙祷を捧げるように言われ、広島や長崎という地を特別に思っていました。第二次大戦後四半世紀くらいの間は、そうした記憶も生々しく、何より核戦争の危機を突きつけられていました。十代以降、何度かそこを訪ね、そこ出身の…

「多次元な自己と人間関係」☆ 

今は、全人格的にすべてを誰かとシェアできる人間関係、ある意味で、親密かつ共犯的な関係は、結びにくくなりつつあります。 自分自身も多次元化し、多様に役割を演じることを求められ、周りとの関係も多様に変化せざるを得ないからです。 そして、相手もそ…

「バランスのとり方」

他人とうまく接していくことと自分の内省から出てくる本音とのバランスのとり方は、難しいものです。 常識とされていることを疑うことが大切です。それは、誰かに都合よく、そうでない人に不利であることが多いからです。 それでも、必要に応じて自ら常に修…

「大多数の情報への同調」

自由で選択肢が多くなると、結果的に、人は、画一的な選択をしてしまうようになると言われています。情報が多いと、そこでフィードバックをし過ぎるので、まわりの意見に同調してしまうようになっていくのです。 自分で考えたことを言うのに、他の人のブログ…