fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2008-01-01から1年間の記事一覧

表現のジレンマ(5)

それが生であり、自由の代償であり、何かをするということは、表現するのも、会社をつくるのも、仕事をするのも、そういうなかに入ることです。何もしないことも、それは次代に、そのつけを回すという意味では、同じことなのです。戦地になったり、他の戦争…

表現のジレンマ(4)

思想や宗教といわなくとも、私たちは常に周りの人と、今、地上にいるすべての人と関わって生きているのであり、今を未来へつなげる役割を担っているのです。無関心、知っていて見て見ぬふり、知ろうと努力しないことは、罪であるし、言うべきことを言わない…

表現のジレンマ(3)

私のレッスンやトレーナーへの提案には、こうしたことは一切、入れていません。個人の信条やポリシーは大切ですが、私の場合に限っていうと、現場には関係ありません。パーティで政治や宗教に触れないのと同じです。相手の信条は尊重しており、私がこうして…

表現のジレンマ(2)

今もいろんな人と関わり、仕事も生活もしています。私の発言が、そういう人に迷惑をかけてはいけないと表現について配慮せざるをえないこともあります。スタッフや仲間、あるいは関係者には全く異なる意見をもつ人もいるでしょう。ですから、異論などがあれ…

表現のジレンマ(1)

ときに、私のこういう発言が、反感を、あるいは心地よくない感情を呼び起こすこともあることも知っています。表現する以上、それは仕方のないことであり、真意を伝える努力は惜しまないが、いつも微力なのを感じています。むしろ私自身が、不快な意見やメデ…

ルールと愛(2)

行動も必要。ただ、行動には責任が伴うから、責任感がある人ほど、行動を起こせなくなるものだが、関心を向け、学び続けること、それだけでも、いざというときのため、とても大切なことなのです。親しい人が死に、自分も死ぬ思いをしてなくてはわからないこ…

ルールと愛(1)

アメリカは第二次大戦時、マニラ市をも空襲した。街を破壊し、たくさんの犠牲者を出した。日本軍を早く追い出すために、同じ仲間のはずのフィリピン人をも殺した。いつも思うのは、日本軍でも、降伏を選ばせた司令官と、自決を選ばせた司令官の当時の判断の…

現場感覚(2)

ちなみに、日雇い労働の派遣規制も、それで職がなくなる人や、日によって働くことを選ぶ人にとっては、悪法であろう。日本という国は、ルールだけ決め、そのチェックや運用後の改良という前に、運用前の試行と改良がなく、その場対応、見切り実行で、あとか…

現場感覚(1)

介護の現場を外国人に頼りながらも、今回の改正は国家試験などを課して、4年しかいられなくして受け入れるのに、日本語の読解力などなくても、会話能力があればできるのに、なぜ漢字の読み取りが必要なのでしょうかね。英語でも、手話でも、ボディランゲー…

日本発をつくれ(3)

私は他の国に行ったとき、感じたことは、東ヨーロッパ後発組は、働いて稼ごうとしなかった。アジアでも、一人が動いて数名が周りで座っていた。日本が今や、そうなりつつある。対処療法にヴィジョンなし。遠く他の人を、知恵を使うこと。若い人の活用を。活…

日本発をつくれ(2)

技術革新の限界。ここまで最も改良してきただけに、値上げしても利益にならない。米なら売れる。納豆も、量減った。メタボ対策にもよい。南北問題、北側の搾取が今やグローバルな問題。水1リットルが100円、石油も100円になった。日本は大河がない。…

日本発をつくれ(1)

「シルク」では、まゆの輸出で日本が取り上げられていたが、いちご、さくらんぼ、みかん、米と、高級な味、高レベルであるから、売れる。水耕栽培2週間で、1毛作 農地法も改革すべきでしょう。日本の農地開放は、小作化、小規模化にして、アメリカの実験だ…

日本は国家なのか?(8)

ここまでのことを妄言と思われるための事実として、<ベトナム戦争終結直前の74年1月に、中国は当時の南ベトナムが領有していた西沙諸島を占領。88年には南沙諸島に進出。95年に中国はフィリピン海域に進出し、ミスチーフ礁を占領して、コンクリートの永久…

日本は国家なのか?(7)

いや、中国が国を成していたかは難しいところで、今も漢民族が支配している。ともかく日本は、アメリカに反故にされつつあるし、アメリカも日本にかまってられなくなったのに、それゆえ情報や国防に真剣にならなくてはいけないのに。中国の反日教育は、10年…

日本は国家なのか?(6)

一方で、あるエリアをめぐって戦いが起き、人が死に、一方で、あるエリアをとられても、抗議もせずに、相手の好き放題にやらせて、平和を保っている。でも、それは歴史のみるところ、必ず、次の侵略を促すことになる。最近は、対馬も韓国領といい始めている…

日本は国家なのか?(5)

ブッシュ大統領のお膝元、アメリカ政府の地名委員会が、ウェブサイト上で、竹島を領土未定から、韓国領に戻した。日本政府は、首相は、外務省は?日本を守る主権を侵させないようにすることをないがしろにする。オリンピック初日に、アメリカ人が中国人に殺…

日本は国家なのか?(4)

中国の武装拡大化、アメリカも自分のことで精一杯になっていく。国家日本は、戦後骨抜きにされて、国内の全ては、政治までワイドショー化。中国は日本を併合、太平洋をアメリカと二分、さらに世界を統一しようと狙っているようで、次々と手を打っている。そ…

日本は国家なのか?(3)

戦争に理由などない。いつもいい加減、感情の向くままに行なわれた。何ら合理的でない。安保闘争でさえ、どこかサークルの学園祭ごっこだったように、皆すぐ卒業していた。昔の日本なら、もう韓国、中国と戦っているかもしれない。日本は第五位の軍事装備力…

日本は国家なのか?(2)

日本は相手にしない。できない。大戦時のことを言われたくない。もちろんわざと黙認して、うまく対処しているという見方もあるが。責任とるリーダーがいないというのも、正論を吐けば、すぐに責任をとらされるからである。マスコミと世間に、である。これっ…

日本は国家なのか?(1)

サミットでは、合意することに合意とか。2050年にCO2半減では、間に合わないと、誰しも思っているし、わかっているのに、政治家って奴は国益しか代表しない。減らせなければ買えばいいという、CO2排出権ビジネスは正しいのかしら。ジェット機で移動し…

日本を揺るがすもの(7)

「裁判に当たって、証拠調べは裁判員といえどもする義務があるが、無残な被害者の死体や解剖所見、凶器類、血まみれの衣服といったようなものを見ないで正確な判断ができるはずもない。ところが模擬裁判ではその種の現場写真を見たくない人は見なくてよいと…

日本を揺るがすもの(6)

何回かここでも取り上げた、裁判員制度について、さらにこんなことがわかった。「本来市民参加の裁判を貫くならば、他国の陪審制度と同じように無罪事件については検察官控訴を許さないとするべきだろう。裁判員裁判に備えて最高裁は、これまでの同じ種類の…

日本を揺るがすもの(5)

秋葉原・無差別殺傷事件について容疑者は、連日の取り調べに対し、「初めて、話をきちんと聞いてくれる人ができた」と語っている、という。脳科学者の澤口俊之氏は、「脳科学的に見ると、ケータイやパソコンの画面で文字を読むのと、本で活字を読むのには、…

日本を揺るがすもの(4)

「世界の普通のトイレから比べると、日本のシャワー洗浄の、しかも水は流し放題、というトイレはそうとうに特殊なシロモノといっていいかもしれない。(略)けれど、日本以外、世界のどこに国に、排泄する音が恥ずかしいからといって録音された「川のせせら…

日本を揺るがすもの(3)

教育について、柳田邦男氏は「週に一度はノーメールデーを」といっています。<”子を駄目にしたかったら、好きなだけ物を与えよ”という言葉があります。例えば、母親の対話能力の低下は深刻です。小児科医院の待合室は、昔は子育ての苦労や旦那への愚痴で賑…

日本を揺るがすもの(2)

ここまでおかしな日本の官僚について、一言でいえないが、一つには、組織への忠誠度が役人の出世を決めるらしい。高橋さんによると、「”誉め合い出世システム”がある。官僚の人事は評価の基準がないでしょう。だから、互いに、「通産の誰は大局感があって仕…

日本を揺るがすもの(1)

「日本には今550万台の自動販売機がある。そのうち250万台が缶やペットボトルの自動販売機である。飲料用の自動販売機の使う電気エネルギーを全部合計すると、少なく見積もっても55万2000キロワットになり、これは原子力発電所一基のフル稼働ぶんになる。」…

「サンゴは戻らない」

CO2 6%と、他国に差をつけて大きく目標を掲げたのに6.4%に増やした日本バンザイ、漫才!流氷が早まり、ヒグマは眠らないあわびがとれない みかんが腐る でかい家、車を捨てようよニュータウンもショッピングセンターも工業団地ももうやめなきゃ病院…

サミット、サムイット(4)

「洞爺湖メニューについて、イギリスの『タイムズ』誌によると、<この欺瞞に満ちた“洞爺湖メニュー”を担当したのは、日本人シェフとして初めてミシュラン・ガイドで、スターを獲得した中村勝宏氏で、北海道のありったけの山海珍味を並べ立てた>と皮肉を込…

サミット、サムイット(3)

それに対して、サミットという大舞台で、リーダーのとれない日本の首相。「これだけの大金があれば、400万人のエイズ患者を1年間治療できるし、マラリア防止用の蚊帳なら1億個も買える。サミット会場周辺には、1億4200万ポンド(約300億円)も…