fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

「オフに変革を!」~2度目の緊急事態宣言によせて

人々がつくりあげてきたもの、受け継いできたものには、さまざまなものがあります。特によいものと思えないのに、続いているものもあります。それは、誰かにはよくなくとも誰かにはよいことなのでしょう。

それでも、少しずつ人間の社会は、よい方向へ進んできたように思うのです。しかし、人間にはよいことが人間以外によくないことは、まだまだ多いのです。

そういうことに皆が気づいて久しくなりつつあります。誰かによいことは、誰かにとか何かに悪いことになっていることをもっと大きく想像し把握し対策する必要があります。

 

私たちは、コロナ禍もこれまでの人類の克服してきた災いと同じく、やがては乗り越えられるという自信にあふれています。すでにワクチンなどによる対処もみられます。

こうして、日常の大切さを気づかされては忘れる愚かさを、幾度となく私たちはくり返してきたのではないでしょうか。

 

生きていると、誰しも、天災、人災、戦争、事故など老病死苦に象徴される、嫌なことや避けたいことが、なぜあるのかという問いに直面することがあります。

悲劇に直面したときが、唯一の変革のチャンスなのだから、ともいえるのではないでしょうか。

 

生命のこと、人類のこと、人間のこと、人々のこと、そして皆さんのことと、語りつくせないので、思い切ってー省くと、

こういうときこそ日常でありつづけようと務め、日常とは何かを深く考えることではないでしょうか。そして、それを守るために地道に下積みの努力を続けていくことでしょう。

日常と違うことに気づくのは、活動中は、なかなかできません。日常に気づくことは、もっとも難しいからです。

今こそ、新たな発想をもち、異なるものごとを受け入れて変革を試みるときです。オンオフのオフのときこそが、最大のチャンスなのです。新たな日々のために、この機会を最大に活かせるように、しっかりと歩んでいきましょう。

「照ノ富士 2020年7月幕内復帰前頭17枚目からの優勝」

「腰をおとしてのすり足、柱につっぱりをくり返すテッポウ。私はかつてきらいだった。地道な稽古をつづけました。歯をくいしばって1日も休まず1年間。

すると、毎日くり返してるとくせになってくる。くせになってきたら好きになってくる。24時間を全部かけて、寝てるときも見るくらいできたら、今からは何をやってもうまくいくんじゃないかと感じました。」

(逆転人生「傷だらけの天才力士~照ノ富士 奇跡の復活劇~」NHK1/9より

「限界の先に成長あり、栄光への近道なし」(山田久志座右の銘

 

「盲目的になりやすい時代」

歴史的にみて、共通目標が不在、相対的になり、一人ひとりバラバラ、何でもあり、何にも信じられないとなると、それに耐えられない人から、何かを盲目的に信じていくものです。

考えて判断するのは、めんどくさいし、それでよいのかは、本当のところ、誰にもわかりません。となると、不安で苦しいからです。

なかでも真面目な人ほど批判的になっていきます。そして敵を設定し、擬似コミュニケーションに陥ります。それはつながり、きずなになり得ず、自分はないがしろにされているという感情をもちます。

すると、慎むべきものを公にしたり、タブーを犯いたり、破壊して乗り越えたくなるのです。

「グローバリズム」

グローバリズムとは、グローバル・スタンダードということからの和製英語です。市場原理主義新自由主義アメリカ型資本主義、今では、金融資本主義というものです。

1990年代から、アメリカの国益に全てを持っていかれた日本は、バブル崩壊後、デフレのままの状態で国力を落とし続けています。

アメリカの自己中心主義に傷ついてきた日本のような立場の日本人が増えたように思います。

このブログについて

ここには、私個人が感じたことを、やや角度をつけて掲載しています。世の中にはいろんな見方があります。その違いをふまえてこそ、お互いに学びあい、成長の糧にしていけるでしょう。意見が異なるからといって否定するのでなく、相手の論拠を学ぶ手間を惜しまないことです。他人と異なる意見や考え方を持ち、それを表現することを恐れないで欲しいのです。